2008年5月27日火曜日

アルバイト


5月27日am6:00
アルバイト始まる。

朝は早いが、お昼には終了するので
午後からは人と会ったり、図書館やミュージアムへ行く時間にあてる。

まずは生活の基盤を作りながら前進していこう。
フンッ!フンッ!


2008年5月18日日曜日

野外バレェ


今日はコペンハーゲンで年に一度だけの野外バレェの日。

人魚姫の像近くの広場で国立劇団が無料で一般公開します。
開演は夕方16時から。
30分程前から会場にピクニックセットを持って行きました。
既に会場は満員御礼。
日本人の小さな体を生かして、大きなデンマーク人の隙間を、
ぐいぐいねじり込んで自分たちの座り場所を確保します。




お友達の旦那さんがご出演されるということもあり、

今日の野外バレェを楽しみにしていました。
それでなくとも、生のバレェを観るのも初めてのことだったのでとても新鮮。
開演から終演までがあっという間に過ぎていきました。

今日は野原でピクニック気分で鑑賞できるリラックスムードだったけど、
今度は本物のホールでダイナミックな生演奏で鑑賞してみたくなりました。


2008年5月17日土曜日

建築センター


建築センターを見学。
学生コンペによる建築の展示会が行われていた。
ヨーロッパの建築構成は潔い。
立方体のオンパレだ。
現代の流行もあるのだろうか。

建築作品もさることながら、
展示会場の見せ方が秀逸。
空間にリズムがあるようで、
歩いているだけで勉強になる。

空間デザインと建築作品にしばし浸る。



2008年5月14日水曜日

KUNST INDUSTRI MUSEET


ミニマリズムなデンマークザインが見たい。
晴天の本日はデンマークデザイン工芸博物館へ。


もとは病院として使われていたらしい美しい建物は、

オープンカフェとしても使われている中庭を囲む回廊式の造りで、
時代を追いながら展示品を見てまわることが出来る。

時計回りにミュージアム内を歩くと、
まずは日本や中国、ヨーロッパ中世期頃の工芸品の展示が続き、
建物のおよそ半周分にさしかかったところより、
近代のデンマークデザイン展示へと触れることができる。
今では廃盤となった家具やランプ達が整然と誇らし気にならぶ。

ヤコブセンのフラットウェアセットにバンカーズクロック、
『ムンケゴー小学校』のためにデザインをしたモスキートチェアにデスク。

ウェグナーのPP250<パレットチェア>やPP701<アームチェア>。

ちなみに、ここのミュージアムに併設されたカフェの椅子は、
すべてこのPP701<アームチェア>が使用されていました。


デンマークのモダンデザインに囲まれながらひとつひとつ

じっくりと時間をかけて見てまわります
案の定、ミュージアムの閉館時間とともにカメラもバッテリー切れ。
今日見切れなかった残りのお楽しみはまた次回。
素朴で質素だけれど、何度でも足を運びたくなるような、
落ち着いた雰囲気のノスタルジックなミュージアムでした。


KUNST INDUSTRI MUSEET

2008年5月13日火曜日

コロッケ


ホクホクでトロトロで嫌いな人はいないかも。
じゃがいも料理の王様『コロッケ』。
パン粉がないから、食パンをオーブンで乾燥させて代用。

思いのほか美味しい料理ができた時、
ぼくらは思わず『バカ』というフレーズに例えてそのメニューを賞賛しあう。


もちろんこれも『バカ』でした。

















2008年5月12日月曜日

かえっこ


ロミナとマルコにお手製ケーキをおすそ分け。















すると、ロミナとマルコからお手製パスタをおすそ分け。
















Buono.


2008年5月11日日曜日

バーベキュー


商店も軒並みお休みの日曜日。
今日は友達ご夫妻と中庭バーベキューです。
デンマークでのアパートは住居者共有の
中庭スペースが設けられている造りが主流です。
お休みの天気の良い日には仲間や家族と
そこでバーベキューや日光浴をして楽しみます。

















ベーコンやお野菜、パンにごはん。
色とりどりのお料理を囲んでバーベキューのはじまりです。

















こちらで主流のインスタント炭火セット。
オイルの染みた紙に点火するだけで、
あとは2時間くらいは燃え続けてくれます。
食べ終わった後は冷ませてこのまま可燃ゴミへポイ。
これは非常にお手軽便利で合理的です。

















日本にいた頃からも家族とよくバーベキューに出かけていたけど、
デンマークの人達もみんなバーベキューやピクニックが大好きです。
ちなみに土いじりもデンマーク人は大好きです。
なんだかそれだけでうれしくなってきます。

お腹もいっぱい。
楽しいおしゃべりいっぱい。
たくさんごちそうさまでした。
次回は自家製ベーコンでバーベキューに挑戦しようかな。


2008年5月10日土曜日

蚤の市


やっぱり大好き蚤の市。

ということで土曜日の今日は友達に案内してもらい、
Frederiksbergにある蚤の市へと行ってきました。
朝も早くから所狭しと並べられた雑貨や衣類、
キッチン用品に本や照明器具などなど。
どれをみても愛らしい素材やデザインのものたちばかり。
「Hvad koster det?ーこれはいくら?」と聞きながら、
にぎやかな広場全体を隈無く見て回るのであります。


「お店番にもう飽きちゃった。ママ、アイス買って〜。」
















「いやぁ今日も暑いわねー。」
















「アンティーク探しにはここが最適。」
















愛らしい形のランプシェードたち
















児童用デスク
















本日ランチは友達お手製バゲットサンド。美味!

















:-) 本日のお買い上げ :-)

辞書














お魚柄陶器















ミルク差し
















2008年5月9日金曜日

紙パック


こんなにも愛くるしいデザイン。
手に取らないわけにはいかない。
スーパーマーケットはグラフィックの宝庫だ。

牛乳を飲もう。























2008年5月8日木曜日

夜暮れ


21時22分

飛行機雲と細い月

今日見た部屋からの風景






















2008年5月7日水曜日

同級生


暑いっ!出発前の想像と大違い。 デンマークは暑いですよ〜。
でもお天気良いのはおおいに大歓迎です。

今日も元気に
自転車こきこき、コペン市内へ繰り出した。

ランチは手作りのオムライスにリンゴとコーヒー。
リンゴはそのままバッグに放り込んで、 おもむろに丸かじりスタイルが定番。
ちょうどよく行き着いた植物公園でしばし休憩。
この植物園はヨーロッパ大陸最大の植物園だそうです。
広い敷地内には池もあり、小川も流れる市民の憩いの場。

Botanic Garden






























腹ごしらえも終えたとこで、おとな
りの国立美術館を見学。
今日は水曜日なので美術館は無料です。
佇まいはとてもクラシックな赤レンガ造りの建物だけど、
館内の中へ入ると、モダンな近代風建築な一面も見られます。
敷地自体もそこまで広くはないけれど、
ドーンと抜けた天井、真っ白な部屋の壁一面に

規則正しくレイアウトされた数々の額縁たち。
この眺めは圧巻でした。


Statens Museum for Kunst




























クロークルームです。かっこいいっ。
















今度は少し移動して、コペンハーゲンデザインセンターへ。

エキシビジョンもさることながら、
こういうところのミュージアムは大好きです。


ここで、ばったり中学時代の同級生と遭遇。
彼女は高校卒業後に家具の勉強でデンマークへ留学をして、
今は椅子の修復士を目指しながらプロダクションへ勤務をしていました。

世の中、というか世界の狭さにおったまげです。
でも、おんなじ中学だった同級生が日本から遠く離れた国で
がんばっているということがすごく嬉しかった。
そしてなにより声をかけてくれてありがとう。
ここで接触してなければおそらくもう出会えてないね。
これも何かのご縁です。感謝。


Danish Design Centre































2008年5月5日月曜日

郵便


今日、先日申請しに行ったCPRのIDカードが自宅に届いた。
このCPRカード(通称:イエローカード)でやっと口座も開設できる。
早く行ってみたかった図書館でやっと本も借りれる。
デザイン関連の本とか探していっぱい借りれるぞ。
なによりパスポート以外での自分の身分を証明できるものが手に入った。

たったこれしきのことだけど、ひとつひとつの出来事が嬉しかったりする。
ようやく住み慣れ始めたここの家の住所に、
自分の宛名で郵便物が届いてくる事。とかもね。 
ここで生活してるんだぁ。みたいな。
まぁひじょ〜〜〜にちいさなことだすけどね。。。


近所の図書館さがしてみよ〜とっ。

















2008年5月4日日曜日

ポトフ


今年はデンマークでは珍しく晴天続きで例年に比べ暖かいそうです。
確かに、公園や通りを歩いていると、
普段は厚着に身を包んでいるであろうデンマークの人達が、
ここぞとばかりにみんな半袖シャツやハーフパンツ姿をよく目にします。
今の時期は日照時間も長く、夜9時頃までは日本の夕方5時くらいの明るさです。
6月23日夏至祭前夜祭という、一年で一番日が長い日を盛大な焚き火をはじめ、
デンマークの各地にて様々なイベントで祝います。
この日を境に徐々に日照時間も短くなってくるそうです。
そう考えると、デンマークでは貴重なこの明るいお天道様を拝めれる間に
アクティブにあっちこっちしておかないともったいない。もったいない。もったいない。

と思いながらも、公園でジョギングのあとは湖畔で人間観察しながらウトウトうたた寝。

晩ご飯は、ちゃーちゃん(ばあちゃん)がよく作ってくれてた『ポトフ』にしました。
具材も適当にざっくり切りで、お肉とコトコト煮込んで塩適量とたっぷり胡椒で味付け。
シンプルだけど素材本来の味がぎゅっとつまった小さい頃からの大好物スープ。
パンにもよく合うし、じゃがいもがうまいこの国では重宝しそうなお手軽健康スープです。
ちゃーちゃんとこで起きた朝とかはよく作ってもらってた。
ちゃーちゃんにもここのテーブルでごちそうさせてあげたい。
元気にしとるかね?


明日はこの残りのスープでスープスパにしちゃいましょう。



ポトフとひき肉サンド















2008年5月2日金曜日

オーフス


5月2日。今日はデンマークの国鉄会社DSBのディスカウントデイ。
毎年5月2日にデンマーク国内のDSB沿線であれば列車運賃が最大60%OFF!!

『DSB』は日本でいうJRのようなもので、
デンマークのメトロ、S-tog(郊外電車)、バスなど
ほぼすべての公共交通網をこのDSBが運営している。

さてさて、倹約精神に基づく我々からすれば、
対象物がなんであれ『ディスカウント』とはなんとも素敵な響きである。
電車代もお高いこの国では、この日を利用しない手はない。
この際あてもなくどこか遠くへ電車の旅というのも悪くない。

お隣の国、スウェーデンはマルメも沿線範囲だが、
ここは後日バスでも安く行けそうだし、
かといえ、アンデルセンの故郷オーデンセも行ってみたいが
今回利用するには少々距離が近いようだし。 う〜ん。。。

鉄道マニアではないにしろ、
こういう計画を立てるのが億劫でたまらない。
なんていう人は幸い僕の周りではまずいない。
こういう計画段階こそが一番胸が高鳴る時。

おもしろい。

ここは思い切って夜も明けないくらいの時間から
ごそごそ行動するのはどうだろうか。
そして、昇る朝陽を望みながら電車で移動するのはどんな気分だろうか。
こうして『夜逃げ屋風』出発作戦を決行することに。
行き先はデンマークの第2の都市『オーフス』。
電車で片道4時間くらい。まずまずのいい距離だ。

そうと決まればDSBのサイトへアクセス。
チケットの手配だが、これがまたデンマーク語オンリーのサイト。
悪戦苦闘の末、約2時間かかってようやくオーフス行きの
ディスカウントチケットを手配した。
気付けば夜中の1時をまわっている。
明朝5時には中央駅発の電車に乗るには、
家を夜中の3時半には出ないと、中央駅行きのバスには間に合わない。
(幸いデンマークのバスはほぼ24時間体制で夜通し運行している。)

なんでもそうだが、初めてのことを試みるというのはなんともおもしろい。
いわゆる遠足前日気分のテンションの為なかなか眠りにはつけない。

1時間も眠ったのか、起きたままだったのか。
時計の針が夜中の3時を指したころ。
『夜逃げ屋作戦』決行である。
ヒソヒソ話&ジェスチャーで仕度を進める。
ロミちゃん、マルコが起きないように必死で息を殺す。
こういう状況って逆に声を出したくなったり、
ふと我に返ったりして余計におかしく感じる。
食パン、水、オレンジ、バナナを詰めてそろ〜と夜逃げ成功。

まだまだ深い夜空の中、ピーンと冷たい空気が頬をさす。
吐く息も白く、バス停の時刻表も朝露で文字がかすんでいる。
しばらく待っていると、霧の向こうからバスのライトが近づく。
今風なポップミュージックをBGMにバスの運ちゃんは
こうでもしていないとやってられないよ。という感じ。

車も通行人もほとんどいないコペンハーゲンの闇の中、
オーフス行きの列車は午前5時に中央駅を出発。
広い田園風景のなか西へ西へ列車は進む。
持参した食パンとバナナを食べ終え、
朝陽が列車を追いかけはじめた頃、ようやく睡魔が。
4時間の列車移動。まずはしばしおやすみなさい。。。















ぐっすりと眠りについていたのだろう。
まわりの乗客の顔ぶれもいつのまにか入れ代わり、
車窓の景色もいつしか湖沿いを走っている。
気まぐれ天気の雨粒も激しく窓をたたいている。
程なくして車内アナウンスがオーフス駅への到着を告げる。
午前9時過ぎ。オーフス駅へ到着。
あまりの寒さにおもわず肩をすくめる。
駅のホームではDSB係員がテーブルを広げて
暖かいコーヒーと紅茶を無料で振る舞っている。
思いがけないコーヒーサービスのおもてなしに気分も体も温まる。




























パラつく雨もなんのその。
デンっ子はみんな傘なんて無用です。
僕らもパーカーをざっくり被って、ざくざく足を進めます。
市庁舎のインフォメーションでマップを調達。
パン屋やブティックが軒並ぶストリートを突き当たり、
町の中心にあるゴシックスタイルのオーフス大聖堂の見事な
祭壇・聖水盤・フレスコ画・パイプオルガンに感動。

ArhusDomkirke












































雨にうたれてよれよれのマップを広げつつ、
気まぐれに古道具屋やアンティークショップを見てまわる。
おそらく近年中に建設されたであろうミュージアムも見学。
有機的でクリーンな建築を前にカメラのシャッターを連続。
所狭しとディスプレイされたデザイン本にプロダクト製品。
好みのヨーロッパ特有のデザインに身を包んだミュージアムグッズ。
ぜんぶぜ〜んぶっ買って帰って資料としておいておきたい!!
という気持ちも抑えつつ、今日はショッピングではござぁません。

BY MUSEET














ARoS














何気ない動機で訪れた町オーフスだったが、
町を歩き始めた直感で「あ、この町は気持ちいい」と感じる。
コペンハーゲンももちろん素敵な街だが、
中央はやっぱり中央なのです。
なんにせよ僕はやっぱり郊外派。
生活の匂いをたっぷり感じとれる町オーフス。
今度はディスカウント価格ではないけれど、きっとまた来たくなる町。
この町に空きアパートはないだろうか。

そんなことを考えつつ、帰りの列車の中でこの日記をタイプする。
もちろん2回目のコーヒーサービスもいただきながら。
窓の外はすっかり夜。
帰りの車内は全席予約済みの様子。
隣の家族はにぎやかにトランプゲーム。
みんな今日という一日を最後まで楽しんでいるみたい。

本日の列車旅行ももうあと1時間程でコペンハーゲンです。
















2008年5月1日木曜日

ラウンドタワー


RUNDETAARN.DK


このラウンドタワーはコペンハーゲンの中央にある古い天文観測塔です。

今でもシーズンによっては天文観測のツアーも行っています。
螺旋状になったスロープをグルグルとひたすら歩いて登ります。























直径15m長さ209mのグルグルスロープ
を歩いていると
窓から入り込む陽射しが白い壁に反射して幻想的な空間。
螺旋状の内部を何周も登っていると、
貝殻の中を歩いているような印象。














屋上36mから見下ろしたコペンハーゲン市内。
写真中央下に見えるのがショッピングストリート。